パンプキンシードオイル

ペポカボチャというカボチャの種をローストして圧搾した油です。
βカロチン、ビタミンEを含み、栄養価が高く、サプリメントとしても用いられます。

酸化しやすいため、保存には注意が必要です。

ひまわり油

代表的なサラダ油の中でも比較的飽和脂肪酸が少なくリノール酸やビタミンEを含みます。
食用の他、マヨネーズ、ドレッシング、マーガリンの原材料としても使用されます。
最近ではバイオディーゼル用の燃料としても使用されます。

バター

動物の乳を原料とした油で乳製品の一種です。
牛の乳を原料とするのが一般的で、乳中の脂肪分を凝固させて作り、
原料である乳を乳酸発酵して作った発酵バターとそのままで作る無発酵バターがあります。
ビタミンや栄養素を豊富に含んでおり、常温では固体、熱すると液体となります。
バターの代用品としてマーガリンを使用するケースもありますが風味は遠く及ばず、
またマーガリンにはトランス脂肪酸が多く含まれるため推奨されません。

紅花油(サフラワーオイル)

染め物の原料として栽培されていた紅花を原料にした油のことです。
かつてはリノール酸を多く含む品種を使用していましたが、のちにオレイン酸を多く含む品種に変わっていきました。
主にサラダ油の原料として使用されることが多いです。

ヘーゼルナッツオイル(はしばみ油)

ヘーゼルナッツから取った植物性油脂で、オレイン酸を多く含まれます。
ヘーゼルナッツ特有の香ばしさと甘みがあり、フランス料理などに用いられます。
ノンコレステロールで近年では健康食品としての評価も高くなっています。

マカダミアナッツオイル

マカダミアナッツから取る油脂で、特徴としてはコレステロールを全く含まず、
オレイン酸やパルミトレイン酸などの不飽和脂肪酸を多く含みます。
酸化しにくいことで知られ、食用の他にオイルマッサージ等に使用されます。

マーガリン

元々バターが高価であることからバターの代替としてつくられた食品であり、以前は人造バターと呼ばれていました。
味や風味などはバターよりも劣るが安価であるため、バターの代用品としてパンやケーキ、クッキー、
アイスクリーム、チョコレートなど多くの食品の原材料に使われ、
またバターやオリーブオイルのようにパンに塗って食べるために広く用いられています。

マーガリンにはトランス脂肪酸が含まれており、健康被害を与える可能性が指摘されています。

椰子油(ココナッツオイル)

椰子油はココヤシの種子から作られる油脂であり、ココナッツオイルとも呼ばれます。
種の核果を圧搾または溶剤抽出によって原油を作成します。

ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸などの飽和脂肪酸を多く成分に含み、
乳脂肪に性質が近いためホイップクリームやコーヒーフレッシュ、ラクトアイスなどの原材料に使われる他、
洗剤や石けん、シャンプーにも用いられます。

低温圧搾などにより製法されたココナッツオイルには中佐脂肪酸が含まれるそうです。

小麦胚芽油 (ウィートジャームオイル)

小麦の胚芽から取れる、ビタミンEやリノール酸、オレイン酸などが含まれる植物性油脂です。
冷搾法で抽出されるオイルで、オレンジ色をしています。
とくにビタミンEが豊富で、その中でも活性の強いαトリコロールを50%以上含んでいるため
ビタミンE製剤の原料としてもつかわれます。
コレステロールのコントロール、身体の酸化防止などに役立ちます。
食用としての需要はほとんどなく、大量生産されていないため、アロマテラピーなどの
マッサージオイルとして知られていることが多いです。

米油(米ぬか油)

米を精米した際にできる米ぬかからできる植物性油脂です。
原料も国内でまかなえる唯一の植物油ですが、近年米出荷量の低下のため難しくなっています。
オレイン酸とビタミンEを多く含み、加熱による酸化がほとんど起こりにくいことが特徴で、
ポテトチップスの製造などに利用されています。
コレステロールを下げる効果があり、べにばな油と合わせるとさらにその効果が高くなります。
また、γ‐オリザノールなどを豊富に含んでいるため加熱安定性が高く、
油酔い物質の発生が他の油に比べて大変少ないため、業務用にも注目されています。
ですが、抽出方法が高温圧搾法や溶媒抽出法の場合、トランス脂肪酸の含有量に注意が必要です。